最初のケースでは ypbind, ypwhich, ypcat, yppoll, ypmatch といったクライアントプログラムを起動するだけで 使えるようになります。一番重要なのは ypbind で、 このプログラムは常に実行されている必要があります (つまり ps コマンドを実行したときにプロセステーブルに表示されなければなりません)。 ypbind はいわゆるデーモンプロセスで、 システムのスタートアップファイルから起動する必要があります (つまり /etc/init.d/nis, /sbin/init.d/ypclient, /etc/rc.d/init.d/ypbind, /etc/rc.local など)。 ypbind が起動されれば、 その計算機は その時点から NIS クライアントとなります。
二番目のケース、つまり NIS サーバがない場合には、 NIS サーバプログラム (通常は ypserv) も必要となります。 この文書の Section 9 では、この ypserv デーモンを用いて Linux マシンを NIS サーバに設定する方法について説明しています。
Site and Directory | Filename |
---|---|
ftp.kernel.org:/pub/linux/utils/net/NIS | yp-tools-2.8.tar.gz |
ypbind-mt-1.13.tar.gz | |
ypbind-3.3.tar.gz | |
ypbind-3.3-glibc5.diff.gz |